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光陰矢切の渡し

以前もこのように言ったにも関わらず、またまた、コスト意識のない事をしてくれました。しかし、まだ書かない。T小隊長SッCーが明日どのように語るかで内容が決まります。

Webmaster注:

※ やはり書く事となってしまいました。

Episode 1

その日僕らは暇であった。何もする事が無いというほどではないが、プライオリティの高くない事を残しているのみであった。

14時に、向かいに座っているKJのところにSッCーが来て突発的実験を依頼していた。その時、僕はメンバーY田Yと某ドキュメント修正の話し合いをしていた。この時にSッCーは僕らの分隊に対しても突発的実験の依頼をしたかった様であったが、明示的な語りかけもなく去っていった。

風の噂という事で、T小隊長
  「なんか、再実験の必要があるんすか〜?」
と訊いてみたものの、「そういえば…」とメール履歴を探し始めていたが明確な回答もなかった。そこで、
  「そんな忘れてしまうほどプライオリティ低いことで絶対、再実験というほどではないんですね?」
  「そうですね、そんな絶対というほどではないですよ」
という事であった。

で拘束時間が切れた18:00過ぎ(つまり定時を過ぎたので)、「帰っていいですか?」と訊くメンバーY田Yを帰した。その後になってSッCーは、どなたからかのメールの写しを持ってきて、
  「この実験の再実験をしてほしい。」
14時にも出来た事を言ってきた。特に期限も示していないので明日でもいいのであろう。実験そのものは1時間もかからずに出来る。

しかし、何で14時ではなく18時なんだ!?

14時に、風の噂ではなく18時に持ってきたメールの写しと同じものをもって来て再実験の依頼が出来ないのだろうか?

ここのところをその場で追求すると、

だぁってぇ〜、忘れちゃったんだもん!

ときた。(どうもこの手の喋り方が僕には通用しない事が判っていないらしい。しかしSッCーがこのような発音をするのにはこの手の喋り方「うんうん」話を聞いてしまうアホウな男性が多いからなのだろう。)

14時に再実験をすると15時には結果が出る。16時半からの分隊長ミーティングでSッCーはじめチームトンカツにも報告が出来る。18時以降だと正式ルートでは翌日の16時半に報告である。

Episode 2

先週の金曜日から今週の水曜日までBBRの実験報告会が行われた。BBRメーカーは複数社あり、それぞれのBBRに対して同じ実験をする。31から35までの分隊が実験内容によって割当を持つ。それぞれの分隊が異なる内容を担当する。(残念ながら実験内容についてはここに記せない。)

金曜日の31分隊の報告を聞いているうちに、
  「それぞれのBBRの相違点をExcelでまとめましょう。どうやらそうした方が良い。」
と言う事に気付いたT小隊長をはじめとするチームトンカツは、各分隊の報告の順番が回ってくると
  「それぞれのBBRの相違点をExcelでまとめましょう。」
と指示・依頼する事にした。僕らはこのBBRの相違点をまとめる作業の依頼を、僕らの番のときに知らされた。(←火曜日夕方)

僕らの番は火曜日の午後という事であった。おしていたので実際は火曜日の夕方からになったが。僕らの番が来るまで案外僕らはであった。何もする事が無いというほどではないが、BBRの相違点をExcelでまとめる作業程、プライオリティの高くない事を残しているのみであった。

翌、水曜日からは某ドキュメントのフォーマット移行報告会で指摘されるであろう報告書の内容修正が発生することは判っていた。木曜日にはNetworld + Interop 2005へ全員で行く事も決まっていたし、今週金曜日含めて案外忙しく時間は足りないかもしれないのである。そこで水曜日の朝に、
  「事前にやらなければならない事として判っているのならば、後出しで指示するのではなく、やると決めた時点で指示して欲しい。」
と申し入れた。T小隊長からはチームトンカツは間違っていないぞ!という言い訳が来た。曰く、

  • 小隊長達は仕事が飽和している。だからぁ、至らない点もあるんだよ。
  • 報告会で相違点を確認するんだ。その後まとめてもらうのだ。(事前にまとめろなんて指示していない)
というもの。僕にはまともな言い訳とは思えないなぁ。こちらは事前に判っている事ならば事前に伝えて欲しいと言っているのだから。

31分隊の報告が終わった先週金曜の夕方の時点、もしくはよく月曜の朝にBBRの相違点をExcelでまとめる指示が有れば

  • 稼動の平均化が図れる。(月曜と火曜の午前が暇、水曜と金曜は忙しい、を回避出来る。)
  • 報告会にまとまったBBRの相違点を報告できる
  • 報告会までにBBRの相違点をExcelでまとめることで、そこを意識した報告書の再読・発表が出来る
  • etc、…
といい事尽くめだと考えるのだけれどね。

T小隊長チームトンカツは間違っていないぞ!という言い訳を分析する。

  • サーブリーダは仕事が飽和している。
    • お金(給料)貰っていたこれを言い訳にするのならば辞表を提出すべきではないだろうか?この手の文句と言い訳は経営者とか上司にすべきものだ。
    • メンバーに言えるせりふは「力及ばず迷惑をかけている。今回の指摘はごもっともで次からはそのような事が無いように心がける」だろう?
  • 報告会で相違点を確認するんだ。その後まとめてもらうのだ。
    • このことはつまり「お前らメンバーがまとめてくると的外れの無駄な作業になるから、事前準備はいらない!
    • 報告会では、何でも知っていて偉い俺らチームトンカツが相違点を指摘するから、お前らは後でそれらをまとめて持って来い!
    • だって(メンバーである)お前ら馬鹿だから。」と言っているように聞こえる。
T小隊長の言い訳は、持っているプライドとか何とかが「僕にそんなこと指摘されたくない」という感情を生み、感情が論理を支配している状態なのだろう。アサミでは「あっ、T小隊長は話を聴くふりをしてはいるが聴いていないな。」状態であるのが判ったので反論を止めた。

BBRの相違点をExcelでまとめる指示を各分隊の報告の機会毎に行うよりも、先週金曜の夕方もしくは翌月曜の朝に指示が有った方がメリットあると思うのは僕だけだろうか?

言われる前にやれ! ← テレパシーは使えないんだよ!

以前から指摘している事である。僕らはテレパシーという能力を持っていない。にも関わらず、そのような能力を要求する人たちすがいる。もちろん要求する人たちもそのような能力をもっていないと思うのだが。

昨日の金曜日、アサミでR小隊長が、

  • 近いうちにローススキルの作業員が多数追加される予定
  • そうなると指示待ちで仕事をしていてはいけない、言われなくても言われる前にやる
という事を言っていた。なるほど、当然である。しかし、この話題が先日のEpisode 1Episode 2を指しているのならば、とんでもない事である。事前に
  • 再実験の必要の決定、
  • 相違点まとめのドキュメントの用意の決定
は、必要と考えた人ではなければ判らない。関わっていない人にとっては事前察知は出来ないだろう。もちろん、天才的センスを持って
  • 再実験をした方がいいんじゃないっすか〜?
  • 相違点まとめした方がいいんじゃないっすか〜?
と提案する人も世の中にはいるかもしれない。しかし、
  • やり方考えましょうチームと話す機会もなく、
  • 振舞いを確認しましょうにも十分とはいえない情報しか与えられず、
では気付きをするにも限界はあるわけで、
  • 議論の末、再実験を必要と決定した人たち
  • 相違点をまとめた方がいいぞと気付いた人たち
ではない限り、その必要性も理由に対しても考えも及びませんになるのは当然でる。

言われなくてもやるという事ならば、

  • 別人が作成した試験手順書の内容では試験にならないことを察知して試験手順を変更する
  • 某ドキュメントのフォーマット変更作業の進捗を分数表示で報告する
    ↑進捗を分数表示で書かせたのは僕のアイデアだぞ!
  • 風の噂程度でも再実験の確認をしている
なんて言われなくてもやっている。これと同じレベルで、
  • 再実験の必要の決定と実施
  • 相違点まとめのドキュメントの用意
を述べられない。一体どのようにT小隊長SッCーから僕が文句を言っていると報告を受けたのか知らないが、R小隊長が言う言われなくてもやるが、僕が文句を言っている事を指していっているのならば、とんでもない事である。

少なくとも現時点では、組織運営上、メンバー自らが、

  • 再実験の必要の決定と実施
  • 相違点まとめのドキュメントの用意
言われなくてもやる運営・構成になっていないので、昨日求められたからといって実施すると、的外れの続出で無駄な稼動のオンパレード必至である。ナンセンスである。

繰り返すが、

  • 議論の末、再実験を必要と決定した人たち
  • 相違点をまとめた方がいいぞと気付いた人たち
ではない限り、その実施については判らないのである。これを求めるのは、
  • (ごくまれにテレパス能力を持っている人も現れるらしいが)一般的な人類の能力を超えた能力を求めている
のでナンセンスである。

或いは、このような無理なことを言って、Episode 1Episode 2のような事をするチームトンカツに対して文句を言うなよ!ということを暗に伝えたいのかもしれない。これもナンセンスだけれどね。

初出:Jun 06 2005
最終更新日:Jun 11 2005



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