古紙混合率を偽装した製紙会社の社長さんが経済産業大臣に
「この度は世間をお騒がせしまして・・・」
と
、謝罪した音声付映像を見たが、
謝る相手を間違っていないか?
こんなことしているから、本来は謝罪対象ではない人たちも勘違いするんだよ!
本来、公僕であるはずの公務員に威張らせているのは、「お上意識」を持たせている人たちがいるからなんだな。
指定の混合率だと質が落ち使用に耐えないから、混合率を下げた、と弁明しているけれど、
そのことが判明した時点で、発注元に
「指定の混合率だと使用に耐えないものとなります。現時点の技術では困難なので混合率を下げたいのですが…。」
って、お伺いを立てればいいじゃないか?それで発注取り消し・失注ということであれば、それは致し方ないこと。人類の技術では到底不可能、ということであれば、発注元も指定率変更を認めるだろう?
先週は「知らなかった」と言っていた社長さんが多かったけれど 追記:Jan 22 2007
業界団体の日本製紙連合会が「配合率の引き下げを環境省に求めていた。」ことがわかり、となると、製紙連は「偽装」を認めていないけれど、偽装を緩和もしくはなくす為に配合率を下げたかったんじぉないか?、なんて思うよね。ということで中越パルプの社長さんの話はなかなか。
初出 Jan 18 2008
最終更新日 Jan 18 2008