Windows Server World7月号の頑固なプログラマーの頑固なプログラミング方程式 第13話では、Windowsネットワーク上でのファイルのやり取りについて取り上げていました。その内容は、
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事業部間でVLANが設定されている
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VLAN間は論理的に接続されていない。
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作者のかかわった事業部ではActive Directryが導入されている。
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ネットワーク上にワークグループとして設定した共有ファイルサーバーを設置した。
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別の事業部が作成したデータをフロッピーディスク経由ではなく、ネットワークを介して行いたい。
というものでした。
ここで起きた障害は
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エクスプローラーで共有ファイルサーバーが見えない。
調査して判っている事は、
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IPアドレスのPingでは返事がくるが、サーバー名のPingは返事がこない。
作者の結論として、
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共有ファイルサーバーを管理するドメインを構築すれば良かった。
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net use z: \\ip addr\共有フォルダ名
を実行してドライブにマッピングする。
その理由は、
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共有ファイルサーバーはドメインに参加していないからエクスプローラーにブラウズされない。
(ドメインやワークグループが異なると見えない。)
というものです。
※ このWindowsはActive Directryを使用していることからWindows 2000もしくはWindows 2003となります。Windows NT 4.0以降のWindowsはシェル(shell)にExplorer.exeを使用していますから、記事内での
「ファイルを開く」ダイアログボックスとか
「マイコンピューター」(マイネットワークとの勘違い?)をダブルクリックという部分をこちらでは
エクスプローラーとしました。
どうですか?以上の介釈ってとんでもないですよねぇ。
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