今日の恭麿
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職業訓練校のトレーナーをした時に、読まれる経歴書読まれない経歴書のテクニックを調べてきた受講生がいました。いわく読まれる経歴書とは、

  • ワープロで作成する、
  • 3枚以内にまとめる、
  • 名前は手書きする、
  • 印を押す、
  • 案件・プロジェクト毎に書く、
  • 経験が少なくて書くことが無いときには、自分の長所・仕事の希望・出来ることを書く、
  • etc...etc...etc...
等です。これがわたしには当てはまらない。何故ならば、フリーや個人事業主・実質一人の会社組織として稼動していた1998年以降の経歴を、それ以前のように、
  • あたかも何処かの会社に所属していたか如く、
    1. 案件を書かずに、
    2. 職務内容的に数行に書くこと
    は出来ないから、
です。

これをもし、派遣・請負・個人事業としてまとめ、1997年以前に在籍していた企業の内容と同様に書くと、一つ一つの案件・プロジェクトが表現出来なくなります。こうなると、打合せにならなければその質問さえ出てこないし、打合せになっても
 「この時期は具体的に何をしていたのですか?」
と質問されなかったら、何もしていないことになりますしね。

だからといって、今度は逆に1997年以前の出来事を1998年以降のように案件ベースで詳細に書くと、1992年以降のIT関係の企業2社だけでも、1998年から今日までまでの量(行数・ページ数)を超えてしまいます。そうなると枚数だけで正に読まれない経歴書です。そこで、1997年以前は案件ベースの書き方をせずその企業でどのような職務についていたかにとどめ、1997年以前の個人事業案件と1998年以降は案件ベースで記載しました。さらにSE・トレーナー・その他とカテゴリーを分けました。

つづく →

最終更新日 08 SEP 2003


 

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