今年、3月にオリジナルメンバーで再結成したASIAが来日。月刊Player誌では来日直前という事で、彼らの1stアルバムを「一番いい!」と褒めていました。僕もASIAは1stが一番好きです。グレッグレイク時代のクリムゾンの曲とかやってましたが、かつてジョンウェットンがクリムゾンに加入した時もそうだったんでしょうか?
ASIAは、プログレシッブロックの敷居を低くして、1stアルバムは一般のPOPファンはプログレシッブロックと考えずにアルバムを購入し大ヒット!しかし、発表当時、昔からのコアなプログレファンからは、
「曲はいいけれど、popでえせプログレファンが増えて迷惑だ!」
と随分叩かれました。きっと、ジョンウェットンがASIAの前に結成していたバンド、UKのような音を期待していたんでしょう。
まあ、プログレシブロックって「根暗」「ヲタク」が排他的に「自分だけ知っていればいい」というイメージありますよね
※ ここ大いに異論あるかも?
プログレシッブロックは変拍子が良い! UK LIVE! イト・アフター・ナイト
でこのUKですが、皆さんご存知のように、オリジナルメンバーは、
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ジョン・ウェットン(vo.b)
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ビル・ブラッフォード(dr)
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エディ・ジョブソン(key,vio)
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アラン・ホールスワーズ(G)
で結成されたバンドで、プログレファンからはこのメンバーでの構成が一番人気のように感じます。
※ ここ異論あるかも。
しかし、僕は、ビル・ブラッフォードのパワーの無いJazz的なドラムって、クリムゾンキングのころからあまり好きではないです。
※ ここ異論あるかも。
実はUKについては、このライブメンバである
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ジョン・ウェットン(vo.b)
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テリー・ボジオ(dr) ← 正確でパワーのあるドラムだ!
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エディ・ジョブソン(key,vio) ← バイオリンだ!
の構成が僕は好きです。
でもっと言うと、ASIA 1stもいいけれど、このトリオの「UK LIVE」の方が好きです。サウンドは、コンポーザがジョン・ウェットンであることから、ASIAと似ているのですが、ASIAほどポップではなく、変拍子もありありでコアなプログレファンもUKが好き、という理由がわかります。
この日本公演、会場は日本青年館、招聘元は今はなき代々木の「音楽舎」です。テリー・ボジオとエディ・ジョブソンが美形だったことから、音よりもルックス優先の女の子のファンがたくさん来ていて、男の子ファンが怒ってましたね。
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1.Night After Night ← 3分40秒くらいからのOrganが良いすね!
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2.Rendezvous 6 02 はASIAでも必ず演奏するバラードです。
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5.Alaska から 6.Time to Killのつながりとか、両曲に共通する変拍子とか
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7.Presto Vivace から 8.In the Dead of Nightのつながりとか、やはり両曲に共通する変拍子とか、重厚なシンセ音とか好きです。典型的British Progre RockのKeyサウンドだと思います。
スタジオテイクでアラン・ホールスワーズが弾いていたフレーズをライブではkeyのフレーズを弾きながら、keyで同時に弾いているジョブスンがすごいですね!なんでASIAではジェフリーダウンズを起用したんだろう?
※ イングウェイはKeyのフレーズをGuitarでやっていましたね。
実はデーモン閣下が好きな音楽 ASIA
でジョンウェットンがUKの次に作ったバンドがASIA。
しっかし、1stアルバム収録曲全ていいでね。何度も何度も聴いていたので、次の曲がかかるタイミングまで記憶しています。
ASIAってミュージシャンの知名度からジェフリータウンズの評価は低いのですが、作曲・アレンジでは多分一番貢献していていると思います。ギターのフレーズよりキーボードの重ねであのASIAサウンドが出来ているといっても大袈裟ではないと。
※ ここ異論あるかも
ASIAの1stをシリコンオーディオで聴くときには、GTRと再結成Yesを連続です。
GTRは、ASIAを脱退したばかりのスティーブハウが元ジェネシスのスティーブハケットと作ったバンドで、アルバムプロデュースはASIAを辞めていないジェフリーダウンズ。だから連続で聴いても違和感無いです。
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1.When the Heart Rules the Mind
Yesは90215の
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1.Owner of a Lonely Heart ← 自動車のCMで使用されましたね。
Big Generatorからは
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1.Rhythm of Love
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5.Love Will Find a Way
変拍子ないですね。
初出日 12 Aug 2007
最終更新日 12 Aug 2007