※ 個人情報保護法では、
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生存する個人に関する情報が対象
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個人情報を管理するものは本人の同意があれば第三者に情報提供できる
個人情報保護?って・・・
ヤマダ電機の「安心会員」である。年会費いくらかで登録している家電が壊れたときに無料で修理してくれるとか、月々使える500円の金券などもらえる。買い物するとポイントがたまる会員カードもある。
で今月使用できる500円券をもって蛍光灯を買いにヤマダ電機練馬本店に行った。
レジで500円券を差し出すと、「裏面の住所・名前欄に記入するように」指示された。ポイントカードを見せ、
「ここに電子情報で住所・氏名が入っているからそれを利用して。」
と言うと、
「個人情報保護の観点からそれはできません。」
ときた。
あれれ?
その個人情報ってあなたのものではなく僕のものなんだけれど・・?
まぁ、多分、
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ポイントカードをレジ(中身はコンピュータだ!)で読んで、僕の住所名前を表示なり印刷して、500円券に記入するなり貼り付けるなり
って簡単なことだと思うが、
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レジが係りにとってはとてつもないことに感じてしまう作業なのかもしれないし
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単にめんどくさがりなのかもしれないし
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そんなことが出来るとは判らないのかもしれないし
でもすでにポイントカードなどで個人情報をヤマダ電機に預けているお客に対して、
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個人情報保護を理由に
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わざわざ手書きで、住所・氏名を記入させる
なんて、
バッカじゃなかろうか?
お客の個人情報を預かっておいてそんな面倒なことをさせるなよ!である。
こちらも個人情報保護を理由に、500円券の裏には個人情報を記入しません!
その日に使用した500円券の裏に記入するためだけならば、ポイントカードと言う方法で管理している僕の個人情報を利用することには同意してもいいよ、とは思うのだが・・・
しっかし、個人情報を預かっている企業の個人情報保護法の理解がもしこの程度だとすると、個人情報を預けるのが怖いな。500円券の裏に記入するためだけにOKしたつもりでも、断り無く第三者に開示されていたりして・・・。
参考:
ヤマダ電機個人情報保護方針
初出 Jun 24 2007
最終更新日 Jun 24
2007