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 > これは変だよ  > デスクトップにファイルを置くな!


 

残念ながら、まだ書けていません。m(__)m

どんなことを書くかだけを少し紹介します。

以下に述べることは、企業内などで使用しているPCについて述べています。パーソナルユースのPCについて述べていません。組織で、ITを活用して生産性をあげるには、そこそこPCが使用できなくてはなりません。ここで、個人に勝手気まま、自由に使用を許してしまうと、同様の内容なのに別なファイルとして存在するドキュメントがたくさん、なんてことが起きます。これってとても効率が悪いことです。PCのワープロをただの清書マシンとして利用しているだけならば、ITを活用して生産性をあげるってことにならないので、問題外。

Yahoo!などで検索すると、他にも「デスクトップにファイルを置くな」を提唱している方々がいる。これなんかは、徳山高専での「Windowd NTを教育に使用するときの問題点」としての発表。この場合「移動プロファイル」として語っているが、ローカルプロファイルも、

  • Windows NTならば、OSをインストールしてあるディレクトリフォルダ内のProfiles以下に、カレントのユーザープロファイルをオリジナルからコピーして利用するので、同じ問題は生じる。
  • Windows 2000以降のOSでも、C:\document and Settings以下のカレントユーザープロファイルの一部を、OSをインストールしてあるディレクトリフォルダ内のProfiles以下にコピーして使用するので、同様の問題が起こりうる。
  • Windows 2000以降でも、Windows NTからのupgradeならば、Windows NTと同様のfolder構造(C:\document and Settingsを利用しない)ので同様。
ということなのだ。

パーソナルユースならば文字通り、Personal computerですが、企業内コンピューターはPublic computerかも知れしません。

ITを活用して生産性をあげるってことを狙っているのならば、ファイルとフォルダの命名規則や保存場所について、一定のルールを設けるべき。

Windows のデフォルトはオバカな初心者でもそこそこ使えるようにセッティングされているので、私は初心者ではないという人は、以下の注意点のカスタマイズは既に済ませてあり、デフォルト状態で使用していないはずである。
(にもかかわらず、下記の事をしていない人は、PC歴が3年あろうと初心者である。)
まぁ、エンジニアでないことは確かだな。これでエンジニアと自称していたら、とても迷惑なやつだな。

で推奨の運用方法、

  • ファイルとフォルダはデスクトップに実体を置かない。ショートカットにする。

  • ファイルとフォルダの実体は、データドライブ(E:など)にworkとかhomeというフォルダを作って入れる。

  • E:\workを共有しておく。そして、ネットワーク越しにアクセスする。
    (マイコンピューターではなく、マイネットワークから)



  • My Documentのリンク先を、先の\\%computername%\work もしくは\\%computername%\home にする。

  • ネットワーク上にファイルサーバーがいる場合には、My Documentのリンク先を、ファイルサーバーの\\<servername>\work\<username> もしくは\\<servername>\home\<username> にする。
    (これは、Active DirectryのGroup Policyで簡単に強制適用出来る。)

  • 中を見なければどんなドキュメントがあるのか判明しないようなファイル名フォルダ名にしない。
    例)その他なんてフォルダ名をつけてはいけない。


    などなど・・・。

Windowsはファイルシステムこそ、FATからNTFSに進化したが、ディレクトリとファイルという概念はMS-DOSから何も変わっていない。そして、MS-DOSはUNIXをお手本として作られたので、ファイルとフォルダの管理は、Unixと同じである。

プログラムファイルなのか、データファイルなのか、更に細かく、システムファイルか、ユーザープログラムか、などで格納するフォルダを区別する。例えば、UNIXは/homeの下にユーザー名のディレクトリを作成し、ユーザーデータの格納場所とする。これはネットワーク越しにアクセスも可能だ。プログラムは/binや/usr/bin、ダウンロードしたモジュールなどは/localや/var、一時ファイルの置き場所は/tmp、などである。

Windowsの前身であるMS-DOSもUNIXをお手本として作られた。全画面コマンドプロンプトの時代から、上記UNIXのように、ファイルをその種類や目的ごとにディレクトリを分けて管理していた。Windowsでもそうすることによって、自分だけでなく仲間と共同作業するときにも作業効率が良くなる。

WindowsのC:\Documents and Settings\%username%\My Documentsはネットワーク対応したOSであるにもかかわらず、Defaultではスタンドアロンの使用を想定している。ネットワーク上にファイルサーバーがある運用ならば、\\<servername>\work\<username>に設定変更すべきである。

2バイトコードのファイル名も止めようぜ!

更新日:APR 10 2004



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